若手×中堅社員座談会CROSSTALK

若手×中堅社員座談会

だから、この会社は面白い!
大場上下水道設計の「シゴト」「ヒト」を語ろう

キャリアや性別の異なる社員が、仕事の魅力や当社の社風、そして未来への展望を語り合う社員座談会。
ここに集まったのは、水コンサルタントとして第一線で活躍するエキスパートから、入社したての新人まで、男女合わせて5人の社員。
普段はなかなか意識することの少ないテーマをざっくばらんに掘り下げ、水道に関わる仕事のやりがいや、
目指すべき大場上下水道設計の未来像を探ります。

青島 威夫

[設計技師/2008年入社]

水道事業の計画全般、施設設計を担当。都内の大手水コンから、地元に貢献したいという想いで当社に転職。休日は、キャンプなど家族との時間を大切にしている。

鈴木 俊宏

[設計技師/2002年入社]

計画系の業務や施設設計全般を担当、若手の指導にも力を入れる。在学中から水道施設に関わりの深い研究を行っていた。趣味は楽器演奏で、市民バンドに情熱を注ぐ。

内山 舜大郎

[営業/2018年入社]

お客様の要望をキャッチし、設計との橋渡しを行う。水道事業には詳しくなかったが、会社見学で社員の人柄に触れて入社を決意。乗り物大好きなアクティブ派。

下出 桃子

[設計技師/2019年入社]

施設設計を主に担当。現在は初めて主担当を務める案件に従事している。自然環境に関わる仕事を求めて当社と出会った。休みはアクション映画を観てリフレッシュ。

若塚 希帆

[設計技師/2021年入社]

先輩の下で初めて設計した業務がもうすぐ納品となる、本日最若手の新人。就活を通じて水コンを知り、水コンならココと当社を志望した。ミステリー好きの読書家。

大場上下水道設計はどこが面白い!?
ホンネで語る会社&仕事の魅力

青島:今日は忙しい中集まってくれてありがとう。今、当社では新しい仲間の獲得に向けてさまざまな取り組みを行っているけれど、その一環として当社ならではの魅力を再確認したいと考えているんだ。いろんな切り口があると思うし、どういう結果になるのか僕自身も大変興味があるけれど、まず、みんなはこの会社のどこに魅力を感じているのか。そこから挙げてみないか。

鈴木:仕事面で言えば、「社会貢献度の高さ」に尽きるんじゃないかな。水道施設は、社会の中で無縁という人はほとんどいないだろうけど、自分の考えた水道施設が地域のライフラインになって都市機能を支えているというのは、大きな醍醐味だと思うんだ。建設業界では「地図に残る仕事」というフレーズがよく使われるけど、僕たちの仕事も、まさにそのもの。しかも水道は都市計画の基盤のひとつでもあるから、10年先、20年先の地図を描いている面もあるしね。

若塚:私が最初にこの会社に引かれた理由も、まさにそこでした。就活で当社を知るまでは「水コンサルタント」という仕事の存在すら知らなかったのですが、知れば知るほど重要な仕事を任されているんだなって感じています。

内山:市民の皆さんの生活に直結している「水道料金」にも、水コンサルタントの手腕が大きく関わっていますよね。どのような水源から取水するか、どのように浄水処理するか、どうやって水を運ぶか、そして維持管理をどうしていくか……。

青島:加えて、自治体の財政状況も重要な要素だね。だからそれを計画する僕たち「水コンサルタント」は、最終的な受益者である市民の方々が納得できる水道施設を計画・設計する責任がある。そのすべての要素には理由が必要で、「どうしてここはこうなっているんだ」と問われたら、きちんと説明できるだけの根拠や裏付けを常に持っていなければいけないんだ。その結果として地域に水道施設が整備されて、市民の皆さんが適切な料金で安全な水を使うことができる。誤解を恐れずに言えば、自分たちの工夫次第で地域の水事情を良くも悪くもできてしまうところに、僕は醍醐味を感じるかなあ。

下出:私はまだそこまで広い視点で仕事をできていないので、自分が任せられた範囲の中での話になってしまうのですが、今年に入って施設の設計を担当するようになったんです。しかも生まれ育った地元に配水する浄水施設なので、さっき青島さんが仰っていた“受益者”が、まさに顔見知りということになります。もし私の設計にミスがあったら、小さいころからお世話になっている人たちに迷惑がかかってしまうのでプレッシャーもありますが、入社3年目にして仕事を通じて地域に恩返しできるというのは、予想外の喜びでしたね。でも、まだ実際に施設ができるのはもう少し先になりますので、運用される姿を初めて見たら感慨もひとしおなんじゃないかってワクワクしています。

鈴木:何度経験しても、設計した施設が運用開始する瞬間は感動するよ。それまでは不安もあるんだけど(笑)。

若塚:私も配管設計を担当していますが、納品まで至った案件がないので、この仕事の本当の喜びや醍醐味はまだ経験していないのかなという気がしています。でも、入社してから強く感じるのは、この会社は一つ一つの仕事が唯一無二なんだなということです。私は就活の時、“スペシャリスト”に憧れていて、どんな分野にしても、他にはない強みを自分に持てる仕事を探していました。大場上下水道設計は、まさにそんな私の夢をかなえてくれる、理想の会社だと思っています。

青島:メンバーのほとんどが技術者なので、どうしても計画や設計業務にまつわる話ばかりになってしまうけど、営業という立場ではどう?

内山:営業としては、何十年にもわたって築いてきた厚い信頼を背負って仕事ができる点に、大きなやりがいを感じますね。何かあったときにはお客様から真っ先に相談していただけることも、その期待に応えたいというモチベーションが高まりますし。

鈴木:僕は、大場上下水道設計とお客様の関係は、かかりつけ医みたいなものだと自負しているんだ。現在の健康状態も既往症もみんな知っている、水道のホームドクター。

内山:まさにそうですよね。川の水や井戸水、海水など地域ごとに水源は異なるし、注意しなければいけない成分や菌類などの種類も違う。水の需要や気候、土地利用状況が変化することで、浄水方法に工夫が必要になることもある。“水”を通じて、その地域の暮らしを考えて続けてきた当社だからこそ到達できる最適解があり、その積み重ねが評価されて現在の信頼がある。僕の感じる魅力は、その現在進行系の歴史にあるんですよ。

鈴木:地元の街と一緒に成長している、という実感があるよね。地元に育ててもらって、仕事で恩返しをして地元の発展を支える。いい循環だと思わないか。
(一同うなずく)

青島:仕事を通じて大きな地域貢献ができ、その結果として信頼や期待をいただくことができる。その好循環こそが、当社と当社の仕事の面白さということになりそうだね。

大場上下水道設計の魅力はどこから生まれる!?
そのアイデンティティの源を探る

青島:さて、本題に進もう。僕たちは今、新しい仲間を迎えるために、原点に立ち返って「大場上下水道設計の良さ」を再確認しようとしている。先ほど、みんなの考える当社の魅力は「高い地域貢献度と信頼の好循環」という結論にたどり着いたわけだけど、それを支える当社のアイデンティティ、「大場上下水道設計らしさ」について探ってみたいのだけれど、どうだろう?

内山:「らしさ」ですか…。確かに普段は意識していませんが、ひとつ挙げるなら「人の魅力」かな? 誠実、真剣といった言葉に置き換えてもいいんですが、仕事に対して一生懸命で、虚飾がないことじゃないかと。

鈴木:確かに。僕はそれに「責任感の強さ」も足したいな。ウチの会社は、どんな困難な課題でも投げ出すことは絶対にないからね。

若塚:私は他社を知らないのであくまでも私感ですけれど、お客様との距離が近いじゃないですか。先輩たちの姿を見ていても、単に発注者と受注者という間柄を超えた仲間意識というか、「人と人」の強い結び付きを感じるんです。それって他社も同じなんでしょうか。

青島:それは難しい質問だね(笑)。ただ、これはあくまでもひとつの例だけれど、僕はこの会社に入る前の10年くらい、全国展開している都内の水コンサルタントにいたんだ。そこは当社に比べて分業が進んでいて、仕事を効率的に進められたり専門性を発揮しやすかったりといったメリットもあったけれど、今のほうがお客様との距離は近く感じるかな。地域密着という点も大きいよね。

鈴木:僕たちの仕事の最終的なゴールは、いい設計を納品することだけではなくて、暮らしにまつわる水の安心安全を守り抜くことだ。直接のお客様である県や市町の水道担当者も、僕たちの設計をカタチにしてくれる施工業者も、そのゴールは共有している。ウチは大手コンサルタントみたいに大所帯ではないけれど、県内ではトップクラスの実績を持つ専門技術者集団。このちょうどいい規模感と、一人一人の担当範囲が広いことによるフットワークの良さが、お客様や施工業者との一体感を生んでいると言えるだろうね。

下出:「人の魅力」といえば、私は社内の人間関係でもそれを感じます。上下関係に壁がなくて、先輩に何でも聞ける雰囲気があるのは、当社の大きな特徴なんじゃないでしょうか。

若塚:私が入社前にインターンシップで感じたイメージもそうでした。みんな仲が良くて、チームで強みを発揮している会社だと思いました。

下出:仕事上では雲の上のような存在の先輩でも、自分が抱えているような取るに足らない問題(笑)を相談していいと感じさせてくれる距離の近さがあります。さすがに忙しい時は「声かけちゃいけないのかな」っていう空気を感じることもありますけど……。

鈴木:え、そんな空気感出てる? 

下出:さあ(笑)

鈴木:まあ忙しい時は、顔もそれなりに険しくなっているかもしれないけれど、質問されて迷惑がったり、突き放したりする人はこの会社にはいないよね。

青島:みんな通ってきた道だからね。それに聞かれた方も、若手からの意外な質問、新鮮な視点にハッと気付かされることもあるから、決して若手のためだけでもないんだよ。

内山:創業したころの大場上下水道設計は技術者の大半が20代で、未経験の仕事にもがむしゃらになって取り組んできたと聞きます。お客様にも仲間にも誠実な当社の「人の良さ」は、そういった歴史で紡がれてきたのかもしれませんね。

鈴木:僕らの仕事って、専門性が高い上に業務が多岐にわたるから、1人で全部こなせるスーパーマンなんて存在し得ないよね。だからこそチームワークが大切で、その基盤になる「人の魅力」が重要なんだ。

青島:少し手前味噌な気もするけれど、今日の座談会では、当社には「高い地域貢献度と信頼の好循環」と「人の魅力」、つまり誇れる人間力があることが明確になった。自分の頑張りが確実に世の中に貢献しているという手応えを感じながら、頼れる仲間と共に成長していきたいと考える人にとって、当社は期待に答えられる会社だということを伝えられたんじゃないかな。
この座談会を読んでくれているであろう未来の仲間との出会いを楽しみにしながら、今日の座談会を締めくくろう。

一同:お疲れ様でした!