アセットマネジメントASSETMANAGEMENT

技術的基盤に基づく資産管理から
需要者との関係構築までを、幅広く提案

アセットマネジメント

水道における「アセットマネジメント(資産管理)」とは、水道ビジョンに掲げた持続可能な水道事業を実現するために、水道施設の特性を踏まえつつ、中長期的な視点に立ち、水道施設のライフサイクル全体にわたって効率的かつ効果的に水道施設を管理運営する体系化された実践活動を意味します。

中長期的な視点に立った、技術的基盤に基づく計画的・効率的な水道施設の改築・更新や維持管理・運営、更新積立金等の資金確保方策を進めるとともに、改築・更新のために必要な負担について需要者の理解を得るための情報提供のあり方等についても具体的に検討を進める必要があります。

アセットマネジメント図

参考:厚生労働省「水道事業におけるアセットマネジメント(資産管理)の手引き」より

施設診断・評価

水道施設の更新時期を判断するため、機能診断等によって施設の健全度を評価します。水道施設の健全度と耐震性能を総合的、客観的に診断、分析、評価し、施設の特性や重要度に応じたランク分けを行い、施設整備の優先度を決定します。

  • 施設機能診断
  • 耐震診断
  • 物理調査(コンクリート調査、地質調査等)

改良、更新計画および長寿命化計画

高度経済成長期に急速に整備された水道施設の老朽化が進行し、大規模な更新需要を迎えつつある今、水道施設の計画的な改良・更新は全国の水道事業者共通の最重要かつ喫緊の課題となっています。さらには、保有する施設を適正な管理下に置き、定期的な点検と管理により、定量的に施設の状態を維持する長寿命化も次の戦略として重要な課題です。
「中長期的財政収支に基づく計画的な施設の整備・更新・点検・管理」は水道の運営基盤強化における施策課題の一つに位置付けられていますが、水道事業者における施設更新・資金確保の取組は必ずしも十分ではないというのが現状です。
当社では、アセットマネジメントなどの手法を活用し、水道事業の健全経営に配慮した施設の改良・更新計画および長寿命化計画の策定を支援します。